ホルゴス稅関は新疆ウイグル自治區(qū)のイリカザフ自治州霍城県の管轄範(fàn)囲內(nèi)にあり、東経80o29′、北緯44o14′、イニン市までは90キロ、ウルムチまでは670キロ。向かい側(cè)の稅関はカザフスタン?ホルゴス稅関であり、中國(guó)側(cè)稅関までは15キロ、カザフスタンのヤルケント市（元のパンフラフ市）までは35キロ、カザフスタンの元の首都アルマトイ市までは378キロ。
ホルゴス稅関は、中國(guó)西部地區(qū)の最大の陸運(yùn)稅関で、長(zhǎng)い歴史があり、隋と唐の時(shí)代にもシルクロード北ルートの交通の要所であった。1983年11月16日、中國(guó)國(guó)務(wù)院の認(rèn)可を経て、ホルゴス稅関が復(fù)舊し、オープンした。1992年8月、中國(guó)、カザフスタン両國(guó)政府の合意により、同稅関を第3國(guó)向けに開(kāi)放し、國(guó)際貨物流通中継地としての地位を與えた。
ホルゴス稅関は、通年オープンしている稅関であり、計(jì)畫(huà)管轄區(qū)域は12平方キロメートルで、現(xiàn)在4.58平方キロメートルの整備が完了している。稅関には、稅関管理委員會(huì)が設(shè)置されており、検査機(jī)構(gòu)が整っている。すでに商品検査ホール、オフィス棟及び銀行、郵便局などの施設(shè)が作られ、敷地面積は29.8萬(wàn)平方メートルに達(dá)し、倉(cāng)庫(kù)、貨物貯蔵場(chǎng)は12.2萬(wàn)平方メートル、國(guó)境貿(mào)易市場(chǎng)は100萬(wàn)平方メートルに達(dá)している。稅関の常設(shè)機(jī)構(gòu)は45で、さまざまな事務(wù)所、企業(yè)の駐在事務(wù)所があり、計(jì)2500を超えている。1989年3月1日、伊寧－清水河ーカザフスタン?パンフラフ間の國(guó)際旅客列車(chē)が開(kāi)通した。1993年3月1日、ウルムチーホルゴスーアルマトイ間の國(guó)際貨物直通列車(chē)が開(kāi)通した。2002年の同稅関の出入國(guó)人數(shù)は14.68萬(wàn)人、通関車(chē)両は2.9萬(wàn)臺(tái)、貨物輸出入は34萬(wàn)トンに達(dá)した。國(guó)境貿(mào)易市場(chǎng)が1992年8月、中國(guó)國(guó)務(wù)院の認(rèn)可を経て著工し、現(xiàn)在、敷地面積が合計(jì)12萬(wàn)平方メートルのサブ市場(chǎng)8つ、専門(mén)市場(chǎng)１つが完工し、2萬(wàn)人が同時(shí)に商品の取引を行うことができ、商品貯蔵施設(shè)の建設(shè)も50萬(wàn)平方メートルに達(dá)している。
ホルゴス稅関には、年間300萬(wàn)人の出入國(guó)、200萬(wàn)トンの輸出入貨物の通関能力がある。対外開(kāi)放の拡大と西部大開(kāi)発戦略の実施を伴い、ホルゴス稅関は、中國(guó)の北西部地區(qū)の五省?自治區(qū)が連攜して、中央アジア、ヨーロッパとの貿(mào)易を展開(kāi)する重要な窓口の一つとなっている。
「チャイナネット」2004年11月23日
