新疆ウイグル自治區(qū)西崑崙地區(qū)の阿爾金山と中崑崙山地區(qū)の後方は、チベットカモシカの重要な繁殖地であることが分かった。
先ごろ、アメリカの野生動物保護(hù)専門家ジョージ?シャーロック博士と新疆林業(yè)科學(xué)院、北京大學(xué)の研究者チーム計5名が、新疆ウイグル自治區(qū)の西崑崙地區(qū)で実地調(diào)査を行い、チベットカモシカの西崑崙における繁殖數(shù)量、分布、活動狀況、その他の自然狀況を基本的に明らかにした。
ジョージ?シャーロック博士は、「新疆西崑崙地區(qū)はチベットカモシカの重要な繁殖地であるばかりではなく、野生ヤクの生息地でもある。新疆の中崑崙と阿爾金山自然保護(hù)區(qū)、チベット羌塘自然保護(hù)區(qū)と青海ココシリ自然保護(hù)區(qū)に連接しているが、厳格な保護(hù)は行なわれていない」との見解を明らかにした。他の専門家は、速やかに西崑崙地區(qū)に大規(guī)模な國家クラスチベットカモシカ繁殖自然保護(hù)區(qū)を建設(shè)することを提案した。
過去において、チベットカモシカは青海?チベット高原と新疆阿爾金山、中崑崙山岳地に分布していると認(rèn)識されてきた。現(xiàn)在は専門家の調(diào)査により、毎年5月になると、チベットカモシカのメスはチベット?アリ地區(qū)から北に向かい、新疆ウイグル自治區(qū)內(nèi)の西崑崙地區(qū)にやってきて、この地で出産することが判明している。該地域はチベットカモシカ羌塘種群の主要な繁殖地で、該種群の繁殖増加に直接関係している。
「チャイナネット」2005/08/16
