外交部の定例會見で5日、秦剛報道官が記者の質問に答えた。
――朝鮮が數日內に核実験を行う可能性が報じられている。朝鮮半島核問題に対する中國の立場をお聞きしたい。また、中國は朝鮮に高官を派遣し、情勢の悪化につながる行動を取らないよう説得する予定はあるか?
中國は一貫して、6カ國協議の進展をたゆまず促し、朝鮮半島の非核化の実現、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定の維持のために力を盡くしてきた。困難な時期にあって、われわれは関係各國が朝鮮半島と北東アジア全體の平和と安定という大局を重視し、自制と冷靜さを保ち、柔軟性を示し、実務的態度によって、6カ國協議の早期再開にプラスとなる環境を整え、情勢の好転を促すことを希望する。中國はこれまでと同様、6カ國協議の早期再開と、朝鮮半島の非核化実現という目標のために、自身の努力を行っていく。われわれは6カ國協議の他の各國と常に意思疎通を保ち、6カ國協議の早期再開について協議を続けている。
「人民網日本語版」2006年9月6日